活動報告 2024年

2024.9.26
税理士業界で今議論となっているテーマのひとつが働き方の多様化と税制の問題です。フリーランスの方々にはどういう課税がふさわしいのか、よく言われるウーバーイーツ所得の捉え方が難しいのです。完全にフリーの事業主でもなくそうかといって雇われてもいない。皆さんも是非考えてみてください。
2024.9.20
役員をしている会社で全体会議が開催され、今年の新卒のひとりが研究発表をしました。顧客ニーズに対応したサービスの開発を彼一人でやったのです。会社ではつまらなそうな顔をしていたのにみんなの前で自信たっぷりなプレゼンでした。その後の懇親会でも質問攻めに合っていました。これも人的資本経営の一例と思います。
2024.9.12
税理士会の研修としては珍しくマーケティングに関するテーマがありました。我々の世界では通常はせいぜいHPぐらいのレベルですが、今時代のマーケティングは動画が主流です。しかも「バズる」くらいのインパクトのあるメッセージを発信しないと差別化できないのです。中には批判を浴びたりコンプラすれすれの内容で関心を引こうとするものもあり、業界のお作法として線引きが難しいと実感しました。
2024.9.1
台風10号で東海道新幹線が止まり多くのビジネスマンに影響がありました。山手線なみの過密ダイヤですのでちょっと遅れただけでもかなりの経済的ロスが発生します。安全運行はもちろんですが、自然災害王国の日本は国をあげて天候への対応をすべきではないかと思います。
2024.8.24
久々に江戸川の花火を見てきました。以前は家族で友達を誘って見に行ったものです。驚いたのは外国人がとにかく多いこと。しかも観光客ではありません。都内城東地区及び京葉地区に居住している外国人就労者がいかに多いかわかります。地域経済は彼らに支えられており、この花火はこの地域みんなのものなのです。
2024.8.7
税理士会と税務署との懇談会に参加しました。税務署のメンバーが交代となったので挨拶がてらの顔合わせです。
今回が初めての女性税務署長就任でほかにも主要ポストの女性調査官が2名参加されていました。税務行政は女性が活躍できそうな気がします。は
2024.7.26
税理士会の納涼イベントで江戸川から屋形船でお台場に繰り出しました。河口からは埋め立て地沿いに行くのですが、船窓からの眺めはとにかく高層マンション群です。日が落ちるとわかるのですが灯りのついていない窓がやたら多く、いったいどれだけ投資用マンションが購入されているのだろうと思いました。
2024.7.15
相続と争族というお題の講演会が湯島聖堂でありました。このてのテーマでいつも気になるのが「家族」の意味です。通常は揉めたケースを題材にするわけですが、それは仲良し家族ではなくなってしまった人たちの物語で、民法や税法の前になぜこうなってしまうのか、を考えることも必要なのではと思います。
PS:湯島聖堂も外人観光客が歴史の勉強に来ていました。
2024.7.6
役員をしている会社で全社員集めての経営方針発表会があり、そこで勤続表彰が行われました。褒めることが苦手な日本人ですが、被表彰者に渡された表彰状にはありきたりの文章ではなく、その人が入社以来やってきたことをコンパクトにまとめて披露する内容が書かれ、映像でも写され大変おもしろいと思いました。背後では人事部が本人に内緒で聞き取り調査を入念にやり内容を確認し準備していたそうです。被表彰者の皆さんは嬉しそうでした。最近はやりの人的資本経営の具体例ではないでしょうか。
2024.6.29
神奈川・埼玉・千葉青税の合同厚生行事で鎌倉散策に参加しました。鎌倉を歩くのは小学生のとき以来です。とにかく外国人だらけで江ノ電は超満員で乗れません。どの神社仏閣も外国人で埋め尽くされていました。海開き前なのに海岸にも外国人が大勢いました。本来は鎌倉時代からの歴史を学ぶコンテンツのはずが写真撮影の場と化しており、周囲の民家は改造カフェと化してそれを待ち受けています。観光立国を感じました。
2024.6.22
同業の事務所見学で仙台に行ってきました。震災復興マネーの影響か、かつての駅裏はみごとなオフィス街になっておりびっくりしました。また道行く人(駅表)の年齢層が若くて活気に溢れています。地方都市においてこのように若者を引き付ける要素が何なのかを探ってみたいですね。
2024.6.19
所属する市の商工会議所のイベントでTDKの研究所を見学しました。あのカセットテープで一世風靡した企業が今ではBtoBで世界の電子部品の分野では欠かせない企業となっています。その真髄は飽くことのない好奇心や遊び心であることが研究所の中を見てわかりました。皆さんも機会があれば是非ご覧ください。
2024.6.6
所属する大阪倶楽部の講演で睡眠の量と質について興味深い話がありました。この60年間で日本人の睡眠時間は平均1時間短くなりそれに伴ってGDPも伸び悩んでいるそうです。また大手企業で調査すると社員の睡眠時間が長いほうが売上高経常利益率が高くなっているとの分析も。質についてはいわゆるレム睡眠(夢を見てる状態)の時間が増えると認知症になりやすく、眠りやすい環境を整備することが重要だということがわかりました。
2024.5.28
先日JICPAで取締役会の実効性評価について研修がありコーポレートガバナンスの観点から社外役員がリードすべきという意見がありました。ここでいう社外役員は取締役+監査役であり、あくまで一体として捉える視点に目から鱗が落ちる感じでした。日本の企業社会では取締役VS監査役という会社法上の地位で対立構造のように捉えがちですが、コーポレートガバナンスの観点からは社内VS社外という期待される機能によって考えることが重要なのでしょう。
2024.5.21
先日中小企業庁の方と話していたら信用保証協会の保証を利用せずにメイン銀行を中心に取引している企業のほうが業績が安定・改善する傾向にあるとお聞きしました。使える制度をしっかり確認し活用することは重要ですが、制度に守られていると誤解したり、経営者のコミットが分散することのリスクも考慮する必要があるかもしれません。
2024.5.17
地銀協さんの最近の取り組みについてお話が聞けました。現在通常国会で事業性融資の推進等に関する法案が審議されており、事業者が不動産担保や経営者保証に依存しないで事業の将来性に着目した融資が受けられるようになると期待されています。従来から中小企業への融資においてはより事業性を重視せよと言われてきたわけですが、いよいよキャッシュフローをもとにした企業価値担保権が現実のものとなるのでしょうか。
2024.4.17
先日ある企業のイノベーション担当者と話していて、ブラインドの方々へのサービスの話になったときに、点字ブロックについて、場所・形式・機能が異なることを知りました。本来あれはブラインドの方々への導きのためだと思っていましたが、なぜ駅のホームで「黄色い」線よりおさがりください、なのか。色がわかる前提のアナウンスは意味不明ですね。イノベーションは物事をなんで?という疑問符で見ることから始まるのでしょうか。
2024.4.5
先輩税理士さんの事務所見学で松山に行ってきました。いつも感じるのは地方都市で開業されている先生は規模が大きいのと不動産に関する知識が豊富なことです。やはりその地域の産業・経済の守護神として機能されているからだと思います。
2024.4.1
役員を務める企業で入社式が行われました。若者の表情やしぐさを見ていてやはりリアル開催の意義を痛感しました。彼らに対するメッセージで会うことの意味を殊更強調しましたが、自分にとっても大事なことだと思います。
2024.3.13
JICPA社外役員ネットワークの研修でガバナンスとリスマネについて講演があり、その中で会社の機関について面白い指摘がありました。日本特有の監査役という制度は英米の企業から見ると、法的に強力な権限と責任を有し独任で監査を行う非常に頼もしい存在であり、日本の子会社は監査役設置会社が人気があるのだそうです。期待されている役割が果たせれば決して時代遅れの制度ではないようです。
2024.3.6
所属する大阪倶楽部の午餐会で少子高齢化対策について講演がありました。日本の少子化の原因のひとつが非正規雇用の拡大にあるとのこと。多様な働き方を許容する代償として不安定な経済基盤となることが結婚や出産を躊躇させることにつながるとのこと。今後は女性が男性のように働くのではなく、男性が女性のように働いて、それでも社会・経済が回るようにしないと歯止めがかからないかも知れません。
2024.2.16
企業役員研修でアンコンシャスバイアスへの対応を学びました。会話の中で物事を決めつけたり断定的に話してしまうのは、自分に考える余裕がないので逃げ口上になってしまう、議論するのが面倒になってしまう、話し相手の受け止めまで考えが及ばない、という状況なのだそうです。気を付けたいですね。
2024.2.9
また確定申告無料相談会に参加しました。外国人の技能実習生が団体で来ていて、彼らは在留許可のために確定申告をするのだそうです。ただ彼らの日本語の習得状況がイマイチで、今後当方の外国語対応も重要になってくると感じました。
2024.2.5
ちば起業家交流会にJICPA千葉会として参加しました。専門家相談コーナーにも多くの起業家の方々が来られていました。ひとつ残念なのは専門家がそれぞれのブースでバラバラに相談を受けているので、相談者はそれぞれ説明しないといけない状況なのです。法務、税務、行政などが混ざってやってはどうでしょうか。
2024.2.1
出張で長野県の岡谷・上諏訪に行ってきました。好天でも氷点下という真冬のなかでも外国人観光客がたくさん来られていました。多くの観光資源を有しながらも大げさな観光アピールをしないくらいのほうが外国人の開拓心をそそるのでしょうか。
2024.1.26
確定申告無料相談会に参加しました。今年からスマホ申告が始まり行政はしきりにスマホ利用を勧めますが、会場に来られた高齢者の方々にはなかなか操作が難しかったみたいで逆に申告に時間がかかってしまいました。浸透にはまだ時間がかかりそうです。
2024.1.23
jicpa千葉会の研修で水戸徳川家の歴史を学びました。改めて家系図を辿っていくと各々の時代(世代)に様々なストーリーがあり、本が書けそうなくらいのコンテンツがあります。幕府とはレベルが違いすぎますが、中小企業でも同じような家系図や年表ができ、成り立ちや強みの再認識に役立つのではと思いました。

事務所概要

事務所名西浩明公認会計士・税理士事務所
所長名西 浩明
所在地〒272-0835
千葉県市川市中国分3-10-16
電話番号080-2259-2244
FAX番号047-373-0213
業務内容
  • 法人税、所得税、消費税の申告の支援
  • 資産の購入、譲渡に関する会計・税務の事前相談
  • 資金繰り、利益計画に関する相談、指導
  • 事業の法人化に関する相談
  • M&Aや事業再編の検討、実行支援
西浩明公認会計士・税理士事務所は
TKC全国会会員です
TKC全国会
TKC全国会は、租税正義の実現をめざし関与先企業の永続的繁栄に奉仕するわが国最大級の職業会計人集団です。

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